知るべし!ネイティブ発音法④ 【強弱】

内容語とは

・・・名詞一般動詞that / this / sohere / there形容詞副詞否定語疑問詞

機能語とは

・・・that/this/so以外の代名詞・be動詞・助動詞・前置詞・接続詞・冠詞

 

/ æ /…「ア」の口をして「エ」と言う 

/ ʌ /…喉の奥から軽く「ア」/ə/…「ア」の口をして「オ」と言う

/ ð /…舌先を前歯で軽く噛んで「ズ」

/ θ /…舌先を前歯で軽く噛んで「ス」

破裂音とは・・・/ p / / t / / k / / d / / g / / b /

 

⚫️ く発音する ・弱く発音する

 

★内容語はチカラを込めて発音しよう!★

 

☆否定語

 

状況:

2か月早く父親の誕生日プレゼントを買おうとしている姉に、弟がこう尋ねる。

ヒz bərθディ イzン(t)əンティl  ジュlラ

His birthday isn’t until July.

 ・       ⚫️    ・        ⚫️       ・       ⚫️

「彼の誕生日は7月で(まだ間がありま)す。」

解説:

be動詞は通常弱めるが、否定語は強く言うので、否定形はisn’t のような短縮形を、 is notなら副詞のnotを強める。

 

☆動詞+副詞の副詞

 

状況:

2人がパーティーの食事の準備をしている。

 lェッッスタートfウィð æパタイザz

Let’s start off with appetizers.

 ⚫️   ⚫️    ⚫️   ・   ⚫️       ・  

「前菜からとりかかりましょう。」

解説:

start offのように、動詞と副詞からなるイディオムは副詞を強める。動詞と同様に副詞も意味を強く伝えるので、ここでは「出発」を意味するoffをしっかり強める。

 

☆強調語all

 

状況:

家族全員が風邪を引き、そのことを医者に電話でこう説明する。

 ウィァ  オーlシック  トゥディ

We’re all sick today.

   ・   ⚫️     ⚫️    ・  ⚫️

「今日は家族全員が病気です。」

解説:

内容語の副詞allを特に強めて、「私たち全員が」と強調する。

 

☆強調語right

 

状況:

待たせている相手に携帯でこう言う。

   アウビ  rアイ ðェァ

I’ll be right there.

 ・     ・     ⚫️        ⚫️

「すぐそこに行きます。」

解説:

rightはthereを強める強調語なので強く発音する。I’ll beは「アウビ」のようにリンクする。

 

☆強調語ever

 

状況:

試作のアイスクリームを食べて、ひどく感動してこう言う。

イッツ  ハンズダウン   ðゥベスタァイsクリーm   アイvエvァティスティ(d)

It’s hands down the best ice cream I’ve ever tasted!

  ・  ⚫️    ⚫️     ・   ⚫️       ⚫️     ⚫️  ・      ⚫️     ⚫️

「今まで食べたアイスクリームの中で断然ベストです。」

解説:

強調表現のhands downとeverを強く発音する。best ice「ベスタァイs」、I’ve ever「アイvエvァ」とリンクさせる。

 

☆気持ちを込めるときのhave to

 

状況:

「ディズニーランドに行ったことがない」と言う人に対して、こう勧める。

      ユv ガットゥゴウ

You’ve got to go!

 ・          ⚫️   ・ ⚫️

「ぜひ行かなくては!」

解説:

強く勧めるパターンのYou have to -! はhaveを、今回のYou’ve got to -! はgotをそれぞれ強調する。got toは、/t/という破裂音が連続するので、最初の/t/を言ったつもりでこらええてtoにつなげる。

 

★感嘆文は気持ちを込めて発音しよう!★

 

状況:

友人のアパートに招かれて、そのアパートをこう褒める。

         ワッタ ナイスプlエイs ユハv

What a nice place you have!

 ⚫️      ・   ⚫️       ⚫️        ・   ・

「とてもすてきなお宅ですね!」

解説:

感嘆文の形だからそれで十分だろうと思って無表情のまま言うと、皮肉にとられるので注意。感嘆詞のwhatはもちろん、nice placeを特に強調して気持ちを込める。なお、haveは一般動詞だが、比較的弱く発音することが多い。