内容語とは
・・・名詞・一般動詞・that / this / so・here / there・形容詞・副詞・否定語・疑問詞
機能語とは
・・・that/this/so以外の代名詞・be動詞・助動詞・前置詞・接続詞・冠詞
/ æ /…「ア」の口をして「エ」と言う
/ ʌ /…喉の奥から軽く「ア」/ə/…「ア」の口をして「オ」と言う
/ ð /…舌先を前歯で軽く噛んで「ズ」
/ θ /…舌先を前歯で軽く噛んで「ス」
破裂音とは・・・/ p / / t / / k / / d / / g / / b /
⚫️ 強く発音する ・弱く発音する
★機能語を弱めて発音しよう!★
☆be動詞 or be動詞に準ずる動詞
状況:
相手がレストランを出店すると聞いて、こう忠告する。
ð æッ サウンヅ rイスキィ
That sounds risky.
⚫️ ・ ⚫️
「それはリスキーな感じです。」
解説:
That is risky. は That = riskyであり、be動詞isは弱化する。sounds「~に聞こえる」look「~に見える」等はbe動詞に近いので、Thatとriskyより弱化して発音される。
☆助動詞
状況:
煙草を吸う患者に、医者がこう言う。
ð æ ッ ハstə ストッ(p)
That has to stop.
⚫️ ・ ・ ⚫️
「それは止めないと。」
解説:
mustは強い義務を表すが、意味的にそこまで強くないhas toは「ハstə」のように弱化する。
☆There is/are
状況:
「是非やりたいことがある」と言ったがダメと言われて、こう反論する。
ðゥz ナッθィン アd ræðəドゥ
There’s nothing I’d rather do.
・ ⚫️ ・ ⚫️ ⚫️
「私がしたいことは、ほかにないんです。」
解説:
There’s は「ðゥz」と発音して弱い音にする。I’dは「アd」と発音し、助動詞wouldなので弱い音にする。
☆冠詞
状況:
休憩を終えた数名のハイカー達に、ガイドがこう号令をかける。
lェッツ ゲッ ðゥボォーl rォlイン
Let’s get the ball rolling!
⚫️ ⚫️ ・ ⚫️ ⚫️
「出発しましょう!」
解説:
the / a(n) は英語で最もよく使われる単語で、機能語なので話す際には通常弱める。the ballを「ðァ ball」ではなく「ðゥ ball」のような音にすると続けやすい。
☆代名詞・前置詞
状況:
意外な提案を受けて、こう言う。
アイ ネvər θォーtゥv ðæッ
I never thought of that.
・ ⚫️ ⚫️ ・ ⚫️
「それは思いつきませんでした。」
解説:
Ⅰ は代名詞なので弱化する。ofは前置詞なので通常弱める。thought ofは区切らず、ofを「オv」ではなく「ゥv」のような音にしてthoughtとリンクする。
☆不定詞の to
状況:
相手の成功を耳にして、こう喜ぶ。
ウェイトゥゴウ
Way to go!
⚫️ ・ ⚫️
「やったね!」
解説:
機能語である不定詞のtoは弱める。全体的に気持ちを込めてリズミカルに言う。
☆that節の that
状況:
台風が接近中と聞いて、こう言う。
アイhər(d) ðæ イッメイnɑッ(t) メイk læn(d)fォーl
I heard that it may not make landfall.
・ ⚫️ ・ ・ ⚫️ ⚫️ ⚫️ ⚫️ ・
「上陸はしないかもしれないと聞きましたが。」
解説:
I heard that.「それ聞いたよ。」のように、内容語である代名詞thatなら強めるが、ここではthat節のthatは機能語の接続詞なので弱める。
★文末の機能語は捨てずに発音しよう!★
状況:
A:ある会社に初出社 B:先輩社員
アイmə lィlゥ nərvs ドゥンビー
A: I’m a little nervous. B: Don’t be.
・ ・ ⚫️ ⚫️ ・ ⚫️ ⚫️
「A: 緊張気味です。 B: 大丈夫。」
解説:
I’mのように文中にあるbe動詞は弱められるが、文末のものは強める。
状況:
読書をしている人に対して、こう尋ねる。
ワッペイヂ アユオン
What page are you on?
⚫️ ⚫️ ・ ・ ⚫️
「何ページまで読んでいるの?」
解説:
機能語are youは小さく平坦に「アユ」のように言う。前置詞onも機能語だが、文末にある場合は弱めると意味がよく伝わらないので強める。