知るべし!ネイティブ発音法⑨ 【省エネ】

内容語とは

・・・名詞一般動詞that / this / sohere / there形容詞副詞否定語疑問詞

機能語とは

・・・that/this/so以外の代名詞・be動詞・助動詞・前置詞・接続詞・冠詞

 

/ æ /…「ア」の口をして「エ」と言う 

/ ʌ /…喉の奥から軽く「ア」/ə/…「ア」の口をして「オ」と言う

/ ð /…舌先を前歯で軽く噛んで「ズ」

/ θ /…舌先を前歯で軽く噛んで「ス」

破裂音とは・・・/ p / / t / / k / / d / / g / / b /

 

⚫️ く発音する ・弱く発音する

 

★英語らしく省エネで発音しよう!★

 

☆「ダブル」を英語らしく省エネで言う

 

状況:

誕生会の準備を始める際に、こう言う。

lェッツゲッ(t)ゴウイン     オンðゥ dʌブー

Let’s get going -on the double!

 ⚫️     ⚫️   ⚫️      ⚫️  ・  ⚫️

「始めよう!大急ぎで!」

解説:

doubleは「ダブー」と言うと楽でよく通じる。onは機能語なので通常弱化するが、「すぐに」を意味するonなので気持ちを込めて強く発音する。

 

☆「アイル」を英語らしく省エネで言う

 

状況:

「ジムに行かないか」と誘われるが、断るためにこう言う。

アイゥpæs

I’ll pass.

⚫️  ⚫️

「私はパスします。」 

解説:

I’llは「アイル」ではなく「アイゥ」と言うと伝わりやすい。Iは代名詞なので通常弱化するが、「君はパスするかどうかわからないが、私はパスします。」という対比で強く発音する。

 

☆/ ð /を英語らしく省エネで言う

 

状況:

「彼はその時計を直してくれたんでしょ?」というセリフに対してこう言う。

  ヒ ディ(d) ベtər ðən ðæ(t)

He did better than that.

   ・  ⚫️   ⚫️        ・      ⚫️

He took it apart and explained how to fix it.

「それ以上のことをしてくれた。

それを分解して直し方を説明してくれた。」

解説:

thanは機能語なので/ðæn/ではなくて/ə/を使い/ðən/に弱化する。/ð/を言うのに舌先を歯と歯の間に置くのが面倒だという場合は、上の歯裏に舌先をぶつけるようにして発音すると楽に言える。次の指示代名詞thatは内容語なので/ðæt/とハッキリ発音。

 

☆asを英語らしく省エネで言う 

 

 状況:

時計の修理が完了した後、持ち主に返しながらこう言う。

 イッツ   əzグッdəz ニュー

It’s as good as new.

 ・   ・    ⚫️   ・   ⚫️

「新品同様です。」 

解説:

asは「アz」ではなく「ウz」のような音に弱化すると言いやすく、goodとnewが際立って意味が伝わりやすくなる。